SupplyChain Object (schain)
SupplyChain Object (schain) は、インプレッションがバイヤーに届くまでに通過したすべての仲介者を順にリストするOpenRTBフィールドです。

SupplyChain Object (schain) は、OpenRTB ビッドリクエスト内の構造化フィールドであり、パブリッシャー からバイヤーに至るまでに広告インプレッションが通過したすべての仲介者を順に記録します。IAB Tech Lab によって標準化されており、プログラマティックインプレッションの経路を機械可読かつ検証可能にします。
仕組み#
このオブジェクトには complete フラグとノードの配列が含まれています。各ノードはチェーン内の1つのホップを表し、その仲介者の広告システムドメイン(asi)、セラーアカウントID(sid)、その他のフィールドを持ちます。ノードはインプレッションが経由した順にリストされるため、バイヤーは発信元から現在のリクエストまでの全ルートを読み取ることができます。complete フラグは、すべてのホップが宣言されているかどうかを示します。
重要性#
schain は、他の透明性基準だけでは答えられない質問、すなわち「誰が承認されているか」だけでなく、「この特定のインプレッションを実際に誰がどの順序で扱ったか」に答えます。バイヤーは各ノードを取引所の sellers.json やパブリッシャーの ads.txt と照合し、すべてのホップが正当であることを確認し、中間業者がどれだけ取り分を得ているかを把握します。広告サプライチェーンへのこの可視性は、サプライパス最適化の基盤であり、未申告の再販や不正に対する重要な防御策となります。
関連用語:ads.txt、sellers.json、OpenRTB、広告サプライチェーン。


